2006年11月26日

新宿子ども劇場の「探偵ごっこ」

本日、新宿子ども劇場の「探偵ごっこ」というまち探検企画に参加してきました。
場所は新大久保で、設定と流れは

「最近、大久保界隈に亡霊が出没している」

というもので、子どもたちに課せられた指令は

・どこに亡霊が現れたのか?
・その亡霊の正体はなにか?
・なぜその亡霊は現れたのか?
・どうしたらその亡霊はいなくなるのか?

の4つをまちに変装してうろついている大人スタッフと根回しなしの
住民の人やお店の人に聞き込みなどをして推理し、課せられた指令を
自分たちなりに話し合いで回答を出すという内容です。
 
で、この企画で一番の主たる目的はまちの人に聞き込みをするという
行為でその話かけるという行為こそが地域で子育てというスタイルに
向けての第一歩になるのだというのがねらいであるといえます。

それで、結果としては各グループ、4つの回答に対しての答えを皆発表
できたということで、うまくいったと言えるでしょう。

ですが、この探偵ごっこは複雑にいろいろな要素と課題が重なり合う状
態で終わったと言えます。まず、時間的に1時間で話し合い枠を設けつ
つ調査をして、意見を出し合い、まとめるのは正直ぎりぎりだし、無理
があるかもしれませんでした。それに、子どもの意見を吸い出し、一つ
にまとめるという作業はなかなか難しいもので、大人スタッフもここは
事前訓練が必要と思いました。と同時にまさしくそうだなと思ったのが、
「子どもは話し 合いが出来ないのではなく、大人が信じてあげないから
ダメなんだ」ということでした。全体的に子どもたちの意見を引き出す
のに終始徹する大人スタッフの 役割は学ぶところ大です。

また、子ども劇場さんの企画の進め方でとても関心したのが良い意味で、
100%のクオリティを目指さないということです。これはとても重要で
100%を目指すというのはすごく疲 れるのですね。
なので、参加してくれている大人スタッフの生活のリズムに対して負担の
かからない程度に企画のクオリティを止めるというのはとても重要な配慮
であると思いました。

以上報告まで。
posted by だがしや at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | まち探検ラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

「タイムトラベル in 馬場」報告

「タイムトラベル in 馬場」報告

1) テーマ
歴史の再発見

2) 企画概要
主に神田川と早稲田通りを歩くまち探検プログラム。ただまちを歩くのではなく歴史の再発見というテーマを達成できるように、いくつかゲーム性を持たせた ものにし、遊びを通して学びを体感させるプログラムを企画。内容としては「昔の写真を今の場所に照合させる」というのを探検の中核にする。探検後は昔の馬場を生きた、地域のお年寄りの方々のお話を聞かせる。

3) ねらい
子どもたちに自分の地域の歴史を再発見し、過去から続く時間軸の上に自分がいることを体感させることで、地域への愛着をもってもらう。

4) 実施日
平成18年10月1日 10:00〜

5) 場所
消費生活センター2階

6) 主催
だがしや〜遊びと学びのネットワーク〜、新宿リサイクル活動センター

7) 協力
和寿クラブ

8) 具体的な企画内容
子どもたちの使命は遠い昔の写真を現在の地図に重ね、過去と今を結ぶこと。ただし、出発時は写真がないので、神田川沿いにて、ヒントを発見しながらクイズマンがだす歴史クイズに正解すると写真が手に入る。その写真を早稲田通りにて照合する。探検後は昔の馬場を生きた、地域のお年寄りの方々からお話を聞く。

【役職と具体的内容】
10:00子どもたち集合→3〜4人で1グループにまとめる。1グループにつき大人スタッフ最低2名

10:15スタート

<指令内容>
「2006年10月1日、高田馬場に、最強の冒険家たちが、集結した。彼らにたくされた使命。それは、遠い昔の写真を現在の地図に重ね、過去と今を結ぶこと。さあ、いざタイムトラベルに出発だ!!ただし!写真は今ここにはない。さがせ!」

10:25神田川に子どもたちが入る

[役職1:クイズマン]
クイズマンは神田川に関連した問題を10問のうちからランダムでクイズを出す係。出現ポイントは3ヶ所。正解したグループには1つ目の出現ポイントでは「照合用の写真」→2つ目では「拡大注釈つき写真1」→3つ目では「拡大注釈つき写真2」を与え、早稲田通りでの写真照合の材料を与える。問題の出し方は問題を適当に選びそれらしく読み上げ、同時に2グループ以上が来た場合は1つの問題に複数グループ参加で早押し。先に手を挙げた子のグループに解答権が付与、問題に正解したグループには上記を与える。

[役職2:ヒントマン]
ヒントマンはクイズマンの持っている問題の答えやヒントを、ランダムに子どもたちの前にばらまいたり、置いたりしたりする係。目的は2つあり、1つは各グループ間の差(探検スピードのバラツキ)の調整役。先頭のグループには注意をひきつけ、ヒントを落とすまでに時間をかける。もしくは前ではなく後に落としたりする。遅れているグループには素早くグループの前にヒントを与える。1枚か2枚ずつ。従って各グループの引率者はヒントマンがどこに現れるか周囲を良くチェックし、出現したら子ども達を誘導しなければならない。もう一つはクイズマンの出す問題だけでなく、10問すべてを子ども達に遊びのなかで学ばせるためにヒントをばらまく役目。出現場所はランダム。

10:55早稲田―明治通りの交差点→写真照合開始

11:15戸二小前通過

11:30リサイクルセンター着
写真がすべて正解であった場合は、景品をあたえる。

11:40地域のおじいちゃんによる馬場話

<神田川ゾーンの流れ>
3〜4人に分かれた子どもたちは、とりあえず昔の馬場の写真を探しにあてもない探検に出かける。センターの集合場所を出た通りの端にピンク色のヒントカードが!!子どもたちはとりあえずヒントカードを探しながら神田川にさしかかる。そこに現れた怪しげな男「クイズマン」。彼は突如神田川にまつわるクイズを子どもたちにふっかける。あれ?そういえばさっきのピンクの紙にヒントがあったような....子どもたちはこうしてまちの歴史を遊びでもって体感するのだ!
その後、クイズマンの猛攻撃にヒントマンのヒントカードでもって対抗し、無事すべての昔写真を手にいれ次のステージに進む。

<早稲田通りゾーンの流れ>
早稲田―明治通りの交差点にてクイズマンがこれからの流れ(写真照合をするんだということ)の説明→写真照合→照合がすべて正解であった場合、消費生活センター前にて景品を与える。
このゾーンでは子どもたちは自分たちが獲得した昔の写真が現在の高田馬場のどこの場所と一致するのかまちを歩きながら照合するというもの。路面電車、ロータリー、肉屋。現在では消え去ってしまったもの、残っているものを体感しつつ馬場を知る。

[昔の写真内容]
・ 早稲田通り―明治通り交差点
・ 早稲田松竹前の通り
・ 田中肉屋
・ 戸二小校門
・ 戸二小前の路面電車
・ 菊月堂
・ 高田馬場駅構内
・ 黄バス停留所

<昔の馬場についてのお話を聞く(午前の部)>
探検後、地域のお年寄りの方々(和寿クラブ)に、子どもたちが照合した写真の時代を語ってもらう。この行為によって「写真」といった一種のフィクションに現実感を持たせ、過去から続く時間と歴史を認識させる。

<昔の写真でコラージュアート(午後の部)>
探検において照合し、写真を張り合わせた地図や、写真自体、また企画段階において集めた写真や過去の文献の記述等を子どもたちと一緒に遊びの中で貼り絵(コラージュ)させることで、自分たちが今探検してきたことを再確認させる。

9) 材料・経費等
色ペン
マジック
鉛筆
イス
長机
カッター
セロテープ
いらない紙類
ひも
バインダー
名札用の首からぶら下げるやつ
写真のコピー代
クイズマンとヒントマンの衣装

10)反省(だがしやんより)
【良かった点】
・プログラムのアイデア自体はとても良いもので、うまく遊びを通して子どもたちに歴史を体感させることが出来たと思う。また、その後和寿クラブさんのお話がとても良く、当初は子どもたちは1時間も話を聞くことができるのかと思っていたが、それはいらない心配だった。昔のまちを体感した後に、昔の時代を生きた人の話を聞くことができるのは、時間軸が一気につながって良かったと思う。あと、事故がなかったのは幸い。
・子どもたちが感覚的に昔のまちに触れることが出来た点。アクシデント性を持たせメリハリが出来た点。
・子どもの学びになる企画になったこと。(地域性、歴史性)
・先生方も子どもたちも楽しんで参加してくれたこと。
・始めから楽しく取り組めてよかった!!
(これは大事なことで、どんなことにも当てはまることだと思うけど、要は「相手に楽しんでもらうには、まず自分自身が楽しまなきゃ」ということです。授業も、アートクラブもまた然り。)
・ほぼぶっつけ本番だったわりにみんなの能力が高いからなんとかうまくいった。やっぱすごいなぁ。
・まち歩きの所要時間キツキツに見込んでいたのに、ひとかたまりで歩かせることによってグループ同士で競争心が生まれ、結果、速さを競う展開になり、かなり順調なペースで歩くことが出来た。これは嬉しい誤算。
・和寿クラブのみなさんのおかげで、過去と現在のつながりを体感することが出来た。
・昨年より「学び」の部分がしっかりした内容になった。イェイ!

【見直し点】
・直前までドタバタしてしまい、リサイクルセンターの皆さまにはご迷惑をおかけしました。また、団体内での連絡系統がうまくいかなかったり、担当者が変わったりで、全体的に去年より、ドタバタしてしまった。直前までコース変更等があったのは、企画全体としてはあまり好ましくない。また広報に関して、結局トータルで参加者10人ちょっとという現状からすると、うちらとしてももっと積極的に動くべきだった。
・昨年度の成功から、この程度子どもたちが来て、とか踏んでいたのに全く予想が外れた点。一から作り上げる根性を欠いていた。またリサイクル活動センターさんとの連絡や打ち合わせに問題あり。こういう機会までに何が詰めておくべきことがあった。そしてやはり企画初期段階から全体を見渡すことが出来ていなかったということ。それさえ出来ていればどんな大きな・小さなイベントだとしてもある程度企画としてまとまることは早い段階から可能だったはず。
・もっと宣伝をして、子どもを集めた方がよかった。
・事前準備が計画通りに進められなかった。
・連絡と決定の徹底(特に外部組織が絡む場合)
・準備の徹底
・目標の明確化
・指示の明確化
・役割分担とユニット制の徹底が欠如
・何かを企画するということは、時間をさく行為であるという認識の不足
・だれかが何とかしてくれる感はやめよう
・「何をすればいいですか?」ではなく「自分に何ができるのか」を考えること
・無から有を生み出そうとしないこと。アイディアが出ないんだったら先行事例を自分で研究する努力が必要。ただ何となく去年のを踏襲とかは無意味。
・人の提案や調べてきたものに基づくプラン等にただ反論するのは、失礼だしマイナスの雰囲気しかもたらさない。反論する時は必ず自分のプランも提示できるように、まち探検だったらまち探検の先行事例等を研究すること
・とにかく大学生はもう子どもではないので、人から与えられるのを待っているのではなく、自分で調べ、提案していかないと、個々人も団体も成長しない、ただネットで検索するだけでも意見のクオリティは全然違ってくる。
・連絡の不徹底。
(だがしや&リサイクルセンター双方にご迷惑をおかけしまして本当に申し訳ございません!!!!)
「ほうれんそう+確認」を徹底しましょう。
・コアに「忙しい」は理由にならない。コアは他を犠牲にして企画にかける。それだけ一生懸命やれば、犠牲の代償を余裕で払える大きな報酬(成長)が返ってくるはず!!
・今回のように途中で趣旨が変わっても間に合うように、次回からは3ヶ月前から企画に着手したい。
・一週間前にイベントがあって、しかもコアが同じというのは、きつすぎる。もっとも、人数が少ないのだから、全員がコアと思って携わってほしかった。
⇒人任せにしない。(自身猛烈に反省してます)「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」という、だがしやのモットーを再確認&再認識しましょう。普通に生きていく上でも大事な心構えだと思うけどね。

【全体的に気づいた点】
・今回は完全にこちら側の不手際でいろいろご迷惑をおかけしましたが、結果的に子どもたちに喜んでもらえ、東戸山小学校の方々に 「また何か企画があったら教えて下さい」と言っていただけたのが良かったと思います。
・街探検の企画自体は、地域の方のお話や昔遊びも含め子どもにとってすごく意味のあるものだったと思います。ただ、それを準備する側のメンバーが限られていて、最終的にコースと流れを把握してる人が数人しかいなかったのは痛かったし、せっかくのいい企画だったからもったいなかったなぁと思います。でも、来てくれた子どもたちには楽しんでもらえたし、その点では成功と言えるかな(^-^)もっと子どもを集めて、もう一度同じ企画をどこかでやる機会があればいいなぁと思いました。おとめ山コースもせっかく準備したからね(笑)

posted by だがしや at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | まち探検ラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月24日

まち探検ラリー

 毎年九月下旬に、高田馬場駅近くの新宿リサイクル活動センターというところで、「センターまつり」というお祭りが開催されています。今年の7月。私たちだがしやは、このお祭りで高田馬場の小学生を対象にした「まち探検ラリー」の企画を担当することに決まりました。
8月2日。まち探険ラリーの話し合いが本格的に始動しました。
 
 当日は9月25日。もう当日まで二ヶ月を切っている…
このまち探険ラリー、実はだがしやとしては初の企画もの。
手探り状態のわたしたちでしたが、まち探険のプロと言われる子どもと一緒にデザインしよう会の星野さんという方(※要話し合い)にアドバイスを頂き、それを基に何度も話し合いを重ね、そして何度も自分たちの足で実際に高田馬場のまちを歩きました。

そして
【狭義の環境…自然やリサイクル といったものではなく、
広義の環境…人工的なまちを含む、私たちのすむこのまちも含む“環境”】

をテーマに、また

【地域の人々、ものとの出会いや遊び体験を通して、普段自分たちが住んでいるまちのいいところわるいところを“再”発見しよう。】

という言葉をキーワードに、9月中旬、企画の中身が出来上がりました。
もともとこのまち探険ラリーでは、決まったルートは用意されていません。その代わり、指令の書いてあるカードを引いて、子どもたち自身でルートを作るのです。
そのルートの中で、子どもたちは、お巡りさんや昔ながらの写真館のおじさんに出会ってインタビューしたり、マンホールの数を数えたり、車椅子に乗ってスーパーへ行ったり、いつも遊んでいる公園のもう一つの役割などを考えたりして、普段ではあまり体験できないこと、考えたりしないことを体験していきます。
 
 また、子どもたちをサポートする大人のスタッフも、私たちだがしやメンバーだけでなくなんと日本語学校の生徒さん(外国の方)にも協力していただけることになりました。
 そしてまち探険当日。
はじめは恥ずかしがってあまり話さなかった子も、また元気な子も、実際にまち探険から帰ってきたあとの顔を見ると、みんなとても楽しく探険ラリーをしてくれたようです。
そして、子どもたちをサポートした私たちも、それぞれが何らかの感動を覚えました。
かく言う私は、リーダーとしてみんなをまとめていくことがいかに難しいかを痛感したこと、そして、もちろん改善すべき点は多くあったかとは思いますが、この企画をやり遂げたという達成感でいっぱいでした。

 こうしてまち探険は大成功のうちに終わりました。
そして、今年のまち探険が新宿リサイクル活動センターの方に評価していただけたことから、2006年も私たちだがしやがまち探険ラリーの企画をすることとなりました。
また、私たちがこのまち探険で「環境」というものを取り上げたことから、現在、新宿リサイクルセンターの方より、全国の修学旅行生を対象にした「環境学習プログラム」の企画依頼を受けています。

(まち探険企画リーダー:平田 芳恵)
posted by だがしや at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | まち探検ラリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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